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寛容 2009/07/02
 リンカーン大統領が示した寛容の力
 エイブラハム・リンカーンが大統領選直前、米国上院で演説するときの出来事だった。
ある上院議員が「リンカーンさん、演説を始める前に、自分は靴職人の息子であることを思
い出してほしい」と嫌みを言った。
 リンカーンは「父を思い出させてくれたことに深く感謝します。父はすでにこの世を去りまし
た。私は必ずあなたの忠告を覚えておきます。大統領として、靴職人である父のように責務
を完璧に全うできないと分かっていながらも」と静かに語った。
 
演説会場は静まり返った。 リンカーンはその傲慢な上院議員に視線を向け、こう語った。
「私が知る限り、父は以前、あなたの家族のために靴を作ったことがありました。もし、あな
たの靴が足に合わなければ、私は矯正してあげます。私は一流の靴職人ではありません
が、小さいときから父に靴作りの技術を教わりました」。

 そして、上院議員全員に向けて、こう話した。「ここにいる皆さんも同様です。もし、あなた
たちが着用している靴は父が作ったのであり、そして、修理あるいは矯正の必要があるな
らば、私はできる限り手を尽くします。しかし、一つだけ確かなことがあります。父の技には
誰も勝てないのです」
その瞬間、すべての嘲笑が真摯な拍手に変わった。

 リンカーンは大統領選に勝利した。あるとき、その政敵に対する態度が一変して友好的に
なったことを非難された。「なぜ、大統領はいつも、政敵を友に変えようとするのですか。手
を尽くして相手に打撃を加え、消滅させるべきではないでしょうか」という批判だった。

 「我々の目的は政敵を消滅させることではない。私たちが友になったとき、もちろん、政敵
は存在しなくなる」とリンカーン大統領は穏やかに言葉を返した。

 リンカーンは二期連続で大統領を務め上げた。

米国首都ワシントンDCにあるリンカーン記念館の碑文には次のように書かれている。
 「如何なる人に対しても、悪意を抱かない。すべての人々に寛容と愛を捧げる。そして、
必ず正義を堅持する。なぜなら、神が私たちに正義を与えてくださったからである」

 リンカーンはまさしく寛容の力を示してくれたのだ。

<リンカーンは生命世界の法則を知っていた。敵対する人にさえ愛を示すことを裸の心の強さの意
味を。オレの場合はバカが付くが裸の心の訓練をこの雑感でやっている。環境維新の会は人間成
道への道なり愛と感謝が全てなり。>

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